２年生が，平成30年10月8日（月）～11日（木）３泊４日の日程で広島，大阪方面への修学旅行を実施し，83名が参加しました。
　１日目は飛行機で広島へ向かいました。
  到着後，呉市にある100年を越える呉森沢ホテルで，海軍カレーの昼食を摂りました。甘味と辛味のシンフォニーともいえる旨味のある一品でした。おかわり自由だったので，生徒のおなかも満たされたようです。

夕方から夜にかけ，お好み村で広島お好み焼きを食べました。麺入りのお好み焼きを初めて食する生徒たちも多かったようです。ソースと生地と麺が上手に絡み合う不思議で美味しい夕食でした。

　
　この日の宿泊は，ANAクラウンプラザホテルです。都市型のホテルで，生徒たちは緊張しながらも居心地のよい室内のようでした。
　２日目は，まず広島平和記念公園へ向かいました。原爆ドームを見学し，続いて生徒全員で折った折り紙を「原爆の子の像」に捧げました。その後，平和記念資料館を見学しました。呉市に続き，戦争の悲惨さを学習するとともに，平和が永久に続くことを祈りました。実りある２日間の平和学習でした。後日，広島市より，被爆２世のアオギリの苗を贈呈され，稲荷原キャンパスの敷地に植樹しました。

広島平和記念公園を後にして宮島に向かいました。宮島では，ガイドさんの案内により厳島神社の歴史を中心に学習しました。世界遺産に触れ，その歴史を体感したことは，生徒の歴史・文化的な素養を高めたと思います。

　昼過ぎから夕方にかけ，新幹線で大阪に向かいました。大阪では名物の「串かつ」と「たこ焼き」を食べました。本場の味に生徒たちも喜んでいたようです。その後は通天閣に移動し班別行動で，お土産を買ったり，展望台に上ったりするなどして，楽しんでいました。

３日目はユニバーサルスタジオジャパンで終日班別行動です。園内では友人の楽しい一面を感じ取ったり，ハリウッド映画のそのものを体感したりするなどして，有意義な一日を過ごすことができたことでしょう。

　　最終日は，まず大阪城を見学しました。大阪城が，石山本願寺のあったところに築城されたことや，徳川幕府二代将軍徳川秀忠公に再築されたことなどを，場内の展示案内を見学しながら実学として学習できました。


　その後，班別行動で道頓堀を散策しながら，昼食にお好み焼きやたこ焼きなど思い思いのものを食べていました。生徒は，広島や茨城の食文化の違いを学んでいる様子でした。
　班別行動後は，新幹線で帰路につきました。生徒にとって，実りある修学旅行になりました。